そうだ、乙女ゲーム制作しよう。

フリー乙女ゲームを制作し、公開を目指すための制作ブログ。続くように頑張るぞー!(乙女ゲームじゃないのも作りたい)

3ページ目 【乙女ゲームを作りたくなってしまったんだよ!-失敗談-】

初めまして。こんにちは、こんばんは。

ミツロコレです。今3連続で記事書いてます。完全に勢いです。今度こそこんなことはもうない。

今回はあっさりめに。

前回の記事を書いたのは30分前ですが、前回記事で書いてあることを思ったのはもうかれこれ10か月前のことです。

この制作ブログができるまでの10か月間、お前は何をしてたんだ!?

うん、そう言われると思う…

ということで、まずはこの10か月間何をしてたか…それはですね…

 

  ♢♦♢♦♢♦♢ 私たちの失敗 ♢♦♢♦♢♦♢♦

 なんだこの森田童子みたいな見出し・・・

しかもお前一人で制作してたろ・・・

 

はい。私たちではなく、私です。私の失敗ですww

 それでは何を失敗してしまったのか?

それは…

 

 

      乙女ゲーム制作です。

 

約10か月前。素晴らしい乙女ゲームにのめり込みすぎた私はとんでもないことを思いつきます。高校での卒業制作を乙女ゲームにすることです。

しかし、2019年から始まっていた卒業制作。

私は元々、絵を描くのが好き、話を考えるのが好き、少女漫画が好きということで

「オリジナル漫画を描く!」というテーマで漫画制作していたのです。

それが乙女ゲームにハマってしまったことで、急に乙女ゲーム制作にシフトしてしまいました。ちなみにオリジナル漫画は設定だけで漫画自体は1コマもかけてませんでしたw

 

もう製作開始から7か月ほど経っていたのにです。

正直自分で自分の神経を疑えます、今ならw

その時の卒業制作は翌年2月ぐらいまでが制作期間でした。

しかし残り時間はもう3か月…を切っている状態でした。

なんで乙女ゲーム作ろうと思ったんだろう・・・

 

はい、そうして勢いのままに乙女ゲー制作にシフトした結果・・・

     失敗しました。

 

当たり前です。

設定だけなら小学生でも考えられます。ましてやそこに勢いがついただけの名ばかりの乙女ゲーム制作などできるはずがなかったのです。

 

では、どのように失敗したのか?

 

 

 ♢♦♢♦♢♦♢♦ 話の土台がない ♢♦♢♦♢♦♢♦ 
 
ここで言う「話の土台」とは、
少女がウサギに誘われ、穴に落ち、
気づいたら自分がいた世界とは違う「異世界」にいた ※1
というようなもう既にあるもののことです。
               ※1ルイス・キャロル著「不思議の国のアリス
 
 
乙女ゲームは割と話の土台がある作品が多いです。乙女ゲームじゃなくても多いですがw
最近プレイした作品でも高杉晋作桂小五郎と倒幕を目指したりしましたし、
最近発売の乙女ゲーム辿り着いたかもしれない日本神話として売り出されていました。好みは分かれるけど面白いので個人的には是非やってほしい作品。
 
他にも
「童話」「シンデレラ」「白雪姫」「赤ずきん
「物語」源氏物語」「竹取物語」「三国志
「童謡」「クックロビン」「かごめかごめ」
「人物」織田信長」「沖田総司」 など。もうキリがないですね!
 
もう既にあるものでも、それは何より創作欲を掻き立ててくれ、また創作の土台ともなってくれるのです。特に物語を生み出してくれた先人たちには土下座できます。
 
ですがあろうことか私はそれらに頼らず、
     完全オリジナル で作ろうとしました!!!!!
 
そう!完全オリジナル!!!!!!少し要素を借りたとするならば
魔女狩り」と今流行りの悪役令嬢の流れを汲んだぐらいの。
 
残りの制作期間が3か月弱しかないのに です!(2回目)
 
 
え?お前その制作期間で完全オリジナル作品作ろうとしてたの?
“ガチ“で?
    ・・・いやそれは微妙に違います。
 
微妙って何?と思うでしょう。
これが本当に微妙なんです。
          本当に微妙な制作期間への謎考慮。
 
  • 謎考慮その① 短編で。
  • 謎考慮その② 攻略対象は4人。 
  • 謎考慮その③ 制作展に出すのは共通√のみの体験版。

ね!微妙でしょう!

短編ってどれくらいなの!?シナリオ20kbくらいですか!?!?教えてよおじいさん!

短編で攻略対象4人いるんだ!へええええええ!!!

その③は内容は謎ではないですが、体験版後のことが一文字も書いてなかったので謎とします!

 

そして恐ろしいことがもう1つあるのです。

スチルの枚数を決めていなかったんです。

 

いや個人製作でも自由すぎるな!!!!!!!(カミナリ感)

個人製作って自分がディレクターであり、プロデューサーであり、イラストレーターでありシナリオライターですよね。なのにです。

 

こんな、基本的な管理も何もできていなかったのです・・・。

過去の自分、救いようがないです。

 

 ちなみに、その後この自由すぎる個人製作が当日、どうなったかというと・・・。
 
 
♢♦♢♦♢♦♢♦ 制作展当日に紙だけ ♦♢♦♢♦♢♦♢
 
このブログ書き始めまだ1日目にして、一番ひどい見出し・・・。
 
1月下旬。ついに制作展の時が来てしまいました。しかも部活と授業の2回あるんだこれが!
もちろん当の乙女ゲーム制作は共通√さえまともにできていませんでした。
 
制作展は出身県の某施設で開催されました。
真新しく大きくそこそこ人が来るような施設です。
ほんの一部に過ぎないですが世間の目に触れてしまうのです。
さて、それをどう乗り越えてしまったのか。
 
制作展その①対策 旧旧旧制作乙女ゲームの出展
 
は!?!?旧旧旧制作乙女ゲームって何!?字面だけでわけわっかんないよ!
そう思うでしょう。私にもわかりません!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう2000字書いてて荒ぶってるのでこの詳しい内容については3.5ページに書きます。
 
簡単にいいますね。
乙女ゲーム群とは ・・・
オリジナル設定や妄想が溢れてやまなかった結果大量生産された物語を中途半端にノベルゲームとして組み立ててしまったもの のことです。
どれもプレイ時間は5分行くかどうかなのに、物語だけは中途半端に考えこんでおり無駄に時間を費やしたものです。
 
どんだけとんでもないを重ねていくんだ私。
そんな今の私の願いも虚しく、過去の私は焦りだけを胸にツギハギ街道を一人つっぱしっていったのでした・・・。
 
かくしてツギハギな乙女ゲームが誕生。
BGMだけを厳選し、背景はフリー素材(加工もしてない)、立ち絵は2種類のみ(違うキャラ)、表情差分は主人公の通常、怒り、悲しみのみ、シナリオは主人公がなんか喚いてるだけ というお粗末極まりないゲームが人の目に触れることになってしまったのです。。自分自身も援護できない出来事1位ですよこれ。。
 
だがしかし、地獄は終わらない。
数日しか経っていない気がする日(うろ覚え)
 
2度目の制作展がやってきます。
1度目は部活の制作展でしたが、2度目は授業の制作展です。
授業の制作展とは・・・
高校を卒業する生徒が研究または制作物を発表する(もちろん3年生は皆来る) というものでした。
分野ごとに違うんですよね、スポーツとか料理とかとにかく色々ありました。
私は部活も美術、分野も美術でしたので大してやることは変わりませんでした。
                                ☆なお、完成はしていない――!
 
でも、1つだけ嫌なことがあったんですよ。
言えないですけど。(おい)
まあ簡単に言えば私がコミュ障だからです。人目に触れるのにもう耐えられなかったんです。
 
まあ、その嫌なことが影響しましてね・・・
何をしたかと言いますと・・・・
      先生にもバレないようにパソコンを持ち去りました。
 
はい、ゲームが入っているのはパソコン。そのパソコンがなければプレイどころ、発表どころではありませんね。それなのにパソコンを持ち出しました。
もちろん発表はしてません!!!!!!!!!!!!!
その代わりちゃんと研究していた人のステージでの発表はめちゃくちゃ聞きました!
                            全集中・聞き耳の呼吸
 
はい、代わりでもなんでもありませんね。
話を戻しましょう。
パソコンがなくなったことで、私のブースはどうなったのか・・・
それは・・・
 
 紙 だ け に な り ま し た 。
 
きっと後にも先にもない、人生一度だけの出来事でしょう(これ以上あったらやばい)
ちなみに、紙とは何か?
研究についてをつらつら書いただけの紙ぺら です。
パソコンを替えたのでデータもないし、紙も行方不明なので覚えている限り書いてみると・・・
 
タイトル「乙女ゲーム制作」
ゲームタイトル「××」
ジャンルは、ファンタジー
主人公は、魔女!
攻略対象、執事、一般市民、その他!
共通ルートの説明!(3行)
あらすじは魔女が魔法界から突然の追放を受けて人間界へ暮らしていく!
使用サイト、使用ソフト「××」
 
紙というだけでもあれなのに、まさかの文面の中身もない紙です。
それがひっつき虫で壁にひっついてるだけの寂しいブースが私のブースでした。
ブースといっても分野ごとで、長机にそれぞれの作品や研究があるんですが辿っていくと気合入ったイラスト作品アニメーション作品Live2Ⅾまであるんですよ。
         ちなみにこの作品の作者それぞれ3人今でも仲いいリア友です・・・虚しさ倍増・・
 
私の気合のなさ半端ないですよね????????
もう悲しくてやりきれないです(自業自得)
 
でも、でもですね。上記の内容でも単位取れたんですよ。
もう奇跡としか言いようがありません。当時の美術の先生は今でも大好きです。部活の顧問の先生としてもたくさんお世話になりました。たくさん心配かけてごめん・・
 
こうして初めての乙女ゲーム制作は
        ビターどころじゃない結果に終わりました!
 
ここまで書いてきて、もう何だかんだ約4000字なんですけどね。
何でそこまで書いたのか。
はい、そもそもブログを書くのは伝えたいことがあるからです。
私の失敗談から得るものがあるかはどうかわかりませんが、しくじり先生的な教訓を与えられたらいいなと思ったからです。
 
その① 女ゲーム制作は勢いだけじゃなんとかならない
 
うん。本当にこれ。その場の勢いだけじゃどうにもなりません。
勢いだけじゃどうにもならないとは言ってもゲーム会社と同じペースでとは言いません。
 
まず、テーマ、コンセプト、世界観 をガッチリ決めましょう。
ターゲット層があればなお良いと思います。
ガッチリです。それはもう、浮気できないくらいに。
ここが崩れると脳内シナリオが雪崩れのような勢いで崩壊し、
ストーリーがブッレブレになります。結果共通プロットさえ浮かばず、世界観からキャラクターが浮き、時間だけが取られる悪の連鎖を引き起こします。
悪の連鎖を引き起こした且つ浮気したのが私です♡
 
その② 時間を舐めるな
 
私、やればできる子だから☆短編3か月とか余裕っしょ!
そう思う方もいますよね?人間それぞれ違うものね。
だが!それでも!!!!
時間を舐めるんじゃねぇぇぇぇぇー!!!!!!!!!!!!!
その①よりもしょうもないこと叫んでる自覚はあります。
だけど、ほんっとうにこれは言わずにはいられないんです。。
 
乙女ゲーム、というかゲーム制作って楽しいですよね?
ゲーム会社じゃなくて個人製作だから納期とかないし(今回は期限付きだったけど)
誰かのテーマでもない。
 そう、自分の考えた妄想を具現化していくだけの作業なんですよ・・・。
 
これって、楽しい以外の何物でもないですよね?
だって、自分の妄想ですよ?自分の性癖キャラクターが、自分の思い通りの展開で自分の性癖みたいな結末を迎えるんですよ。こう考えるとヤバいな
 
まあ何を言いたいかというかですよ?
「楽しいこと」って夢中になりますよね?
「楽しいこと」ってつい時間を忘れてのめり込みますよね・・・?
 
そこなんです。
時間は忘れます。だから、時間なんてないんです。
私が美術部だった時は顧問の先生に「毎日が締切」と言われていました。
それで良いんです。毎日が締め切り。そう思いながら取り掛かるのが大事です。
そうして出来上がった作品の出来はともかく、部活の制作展には間に合わっていました。なお最後
 
現実だと、家賃滞納してると大家さんが取り立てに来ることはありますよね。
ですが個人…しかも1人で制作していると自分を戒めてくれる人は自分しかいないのです。気を付けましょう!!!!!!!
 
そして最後に…その③そもそも1人で制作しようとするな!
もうすぐ上に書いてますよね。自分を戒めてくれる人は自分しかいないって。
個人製作は自分がプロデューサーであり、ディレクターであり、イラストレーターであり、シナリオライターであり、プログラマーなんです。プランナーとかデバッカーとか他はもうキリないので
これはたとえ制作者がプロであってもできるか怪しいことだと思います。
時間が無限にあるとかでなければ即考え直しましょう。
 
え・・?でも1人で作ってる人フリーゲーム界隈でいっぱいいるじゃない?
ねえなんで・・?
 
 それは天才だからです。真似しないようにしましょう。
えっ?でもぼく、わたし1人でゲーム制作してるよ!それお前が天才だからです。もっと誇りを持とう!
 
特に1人で乙女ゲームを作ってしまう人は真似してはいけません。
なぜか。
もう一度いいます。天才だからです。要領が良いからです。
私のように要領が悪い且つめんどくさがりな人間は絶対に目指そうとしない方が良い部類なんです。わかったらやめて優しいリア友やネッ友と組みなさい!!!!
 
ただし。
  • 時間が無限にある(あくまで趣味)
  • 時間に期限がある場合は、シナリオやキャラクターに深みを見出さない

上記の場合は、個人製作でもOKだと思います。

シナリオに深みを求めだしたらゲームは完成しないと認識してほしい

 

 

散々書きましたが、天才も凡人もゲーム制作したいという意思は皆一緒です。

かくいう私も凡人です。

ですが、私はこれまでの失敗を活かして、今度こそ乙女ゲームを作っていく予定です!

今度は友人も巻き込んで・・・乙女ゲーム制作、頑張ります!

無理やり〆ていくスタイル(眠気がすごい)

 

次→「3.5ページ目 設定だけは山ほど浮かぶ」